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【右頁】
〖野菊花(やきくくは)〗 《割書:和名| のぎく》
《割書:状形(かたち)芬芳(にをい)全(まつた)く|菊(きく)のことし惟(たゞ)花(はな)》 《割書:常(つね)の菊(きく)より葉(は)の色 浅(うす)青(あをき)なり|》
《割書:葉(は)共(とも)に小細(こまか)なり|秋(あき)の末(すへ)に花(はな)を》 【野菊花の図】
《割書:開(ひら)く亦 菊(きく)に似(に)|て小(せう)なり心(しん)も》
《割書:弁(べん)も皆(みな)黄色(きいろ)なり|処(しよ)々 野辺(のへん)に生(せう)ず》
《割書:○ 雞腸児花(よめなのはな)も又和に| 野菊(のぎく)と呼(よぶ)花の色(いろ)》 《割書: |此 外(ほか)野菊(のぎく)と称(せう)するもの二》
《割書: 淡紫(うすむらさき)に碧(あをき)花(はな)にし| て絶(たへ)て菊(きく)の気(かほり)なし》 《割書:三品あり皆(みな)菊(きく)の香(にほい)なし名|に依(より)て採(とり)誤(あやま)るべからず》
【左頁】
【上段】
〖蝸牛(くはぎう)〗 《割書:和名|かたつむり》
《割書:竹林(たけやぶ)池(いけ)沼(ぬま)の岸(きし)に生ず|雨(あめ)の後(のち)最(もつとも)多(おほ)し大小(だいせう)あり》
《割書:大(おほい)なるを用へし殻(から)あるは|かたつむり也 殻(から)なきはな》
《割書:めくじり也|かたつむり》
《割書:なき節(せつ)|は代(かへ)用(もちい)》
《割書:てよし|又和名てんこぼう》
《割書:たいり|》
【蝸牛の図】
《割書:てうし|たい〳〵むし|あい〳〵 わのだむし》
【下段】
《割書:和名くちな| たんぽゝ》 《割書:くぢな くち〳〵な| きゞな》
〖蒲公英(ほかうゑい)〗
【蒲公英の図】
《割書: |又 大葉(おほば)の》
《割書:田(た)野(の)園中(ゑんちう)共に有り苗(なへ)髙(たか) ̄サ|三四寸 春(はる)二三月の頃一 茎(くき)に》 《割書:者(もの)あり髙(たかさ)|七八寸より》
《割書:黄(きなる)花(はな)を開(ひら)く小(ちいさ)き菊(きく)の花(はな)の|ことし又白き花のものあり》 《割書:一尺 許(ばかり)に|至(いた)る功(こう)》
《割書:白たんぽと言 葉(は)小(ちい)さき萵(ち)|苣(さ)のことくなるあり又は 状(かたち)図(づ)せる》 《割書:能(のう)小なる|ものに》
《割書:ことくなるあり茎(くき)葉(は)とも折(をれ)ば白(しろ)き|汁(しる)出(いづ)菜(さい)となして食(くらふ)もの是なり》 《割書:同(をな)じ| 》
【〖 〗は隅付き四角囲み線】