翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 88

ページ: 88

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【右頁】 〖忍冬(にんどう)〗《割書:和名|  すいかづら》      《割書: 又ぼさつかづら| 》  《割書:冬(ふゆ)より春(はる)の初(はじめ)頃(ころ)までの間|葉(は)の形(かたち)如此(かくのことし)》 《割書:此 草(くさ)園庭(せどには)原野(のはら)共にあり|凡(おほよそ)諸(もろ〳〵)のかづらは右(みぎ)にまとふ》 《割書:只(たゞ)此(この)忍冬(にんどう)は左(ひたり)にまとふ故(ゆへ)に|左纏藤(さてんとう)と言四月の頃(ころ)花(はな)を開(ひら)く》       《割書:花(はな)の状(かたち)図(づ)| のことし》 《割書:色 白(しろ)し開(ひらき)て二三日も経(ふれ)ば黄色(きいろ)になり|黄(き)と白(しろ)と雜(まじり)て開(ひら)く故(ゆへ)に金銀花(きんぎんくは)と》 《割書:言 一蔕(ひとへた)に両花(りやうくは)二 瓣(べん)一は大(おほきく)一は小(ちいさく)半辺(はんへん)|のことし長蕋(しべながし)芬芳(にほひ)愛(あいす)べし》     【忍冬の図】 【左頁】              《割書:夏(なつ)秋(あき)の際(あいだ)は葉(は)の|状(かたち)如此(かくのことし)》    【忍冬の図】 《割書:茎(くき)は微(すこし)紫(むらさき)に節(ふし)に|対(たい)して葉(は)を生(せう)ず》      《割書:左(ひたり)にまとふとは|如此なるを》 《割書:葉(は)は図(づ)のことく毛(け)あり|て渋(しぶ)る冬(ふゆ)を経て凋(しぼ)》      《割書:いへり| 》 《割書:まず樹(き)に繞(まとひ)て蔓延(はび)こるなり|一 種(しゆ)花(はな)莟(つぼみ)のとき紅(くれない)にて》 《割書:開(ひらけ)は白(しろく)なるあり是また|日を経(ふ)れば黄色(きいろ)になる》 《割書:されどもぢくの処あかし|西国(さいこく)におほし》 【〖 〗は隅付き四角囲み線】