翻刻!料理本の世界

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醤油集説 - 翻刻

醤油集説 - ページ 6

ページ: 6

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【右丁】     其中に溜(タマ)るを汲用ゐるこれ本朝食鑑に所     謂醤油なり又庖丁梯に麦(ⅡⅡ)ミソ(ⅡⅡⅡⅡ)に飴を加へ籠を     入れ汲用ゐるをも辺鄙にてはタマリ(ⅡⅡⅡⅡⅡⅡ)と称     る事をいへり 《割書:   奥南部|スマシ》○タレミソ《割書:饅頭屋|節用集》料理物語にはミソ一升に水     三升五合入れ煎じ三升に至りて袋中に     入垂れしめたるをいふ庖丁聞書にも     見へたり又/うすたれ(ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ)あり古書に見へ 【左丁】     たり《割書:四条流庖丁|書等》是料理物語に生垂(ナマタル)と称する     者なるべしミソ一升に水三升を加へもみ     たて袋に入たれ申候とあり以上並に醤     油の全美を尽さゞる時世に調鼎の用に充     し者なから近来迄は数種並ひ行はれしを     みるべし《割書:又俗に鰻鱺炙に様する醤油をタレと称す|是醤油美醂酎或は砂糖を加へ中に白油麻を垂し》     《割書:擂り入たることのみ【「ものに」では】て|全く別なり》      産地  備前 紀伊 播磨 三河《割書:以上の三国に勝れ|たりといへとも》