翻刻
【右丁】
に合て一日過てかき合せ中二日程置てめんどり
ばに返す又中置きあら砕して三四日程陰乾にする
次の日より日々に砕き云々とあるを法とすべし
分量
大豆 小麦 塩 《割書:各等|分》
○古法は大麦一斗に小麦三升大豆一斗の量
にて造れりしなり《割書:日用指|南抄》○又大豆一斗《割書:炒|》大麦
三升《割書:炒|》小麦七升《割書:炒|》水二斗塩一斗《割書:無名造|醸書》○又大
【左丁】
豆一斗《割書:香色に炒碾砕|蒸過し冷して》塩九升米麹二斗水二斗《割書:同|上》此方
庖丁梯にも似たる法を載たり《割書:只水二斗五升|なるを異とす》
醸法
○塩《割書:上品赤穂|産を用ゐる》藁苞を解き櫃に入置五月或は七
月鹵汁を滴し去り釜に水を汲入れ塩を煮か
へし桶中に汲取て寒(サマ)し其滓を去りシコミヲ(ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ)
ケ(ⅡⅡ)の中に写し入る○右の塩をシコミヲケ(ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ)《割書:大桶|なり》入
れ其中に麹を投(イレ)精細に撹せ置きそれより