翻刻
一 中平(ちうひら)めにつくりゆて湯(ゆ)をよく〳〵
しぼりわさひ味噌(みそ)がためにて
ふた茶(ちや)わんなどよく三つばかり
盛(もり)ふたの内(うち)へ味噌を貼(つけ)出(いだ)す
一寸(ちよと)手(て)をとるものなり
○白魚(しらうを)
一 細(ほそ)づくりにして一筋(ひとすぢ)づゝ葛粉(くずのこ)に
まぶし熱湯(にへゆ)を透(とふ)しつかひかた
調味(てうみ)このみ次第
すひものによし
のりの類(るい)などあしらひ尤(もつとも)よし
生酢(きず)につけ出(いだ)すもよし
岩茸(いはたけ)などあしらひよし