翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

【右丁】 取出し汁なしに出すわらひ醤油か生か醤油又は 生か酢にてもよし    当座煮海鼠 一生海鼠のわた有ると腹をわたも取受けて鍋一寸程 すりぬかを敷其上へ海鼠を置又其上へ弐寸ほど ぬかを敷御簾をば不入よく煮て扨取出腸を ぬき如何様にも遣心申なり    生海鼠吸物 一なまこ弐つに割あらひ大きく切調鍋にて煮ぬる湯に 漬置扠出し候節煮汁よきかげんに拵へ置わんに 輪柚を敷其上へなまこを盛り煮汁をかけ出すへし    丸煮赤貝 【左丁】 一赤貝をはなし其侭午房大こんにてそろ〳〵と 和らかに成迄久敷抑夫より薄味噌汁にて二時斗り煮 取出しこくしやう又はにしめあんかけ等によし    万干物和らか煮 一干鯛干鱧其外干魚の類水にひたしせつ〳〵 水を加へ三日程置取あけ焼物によし余り塩相過候へは 酒の中へ塩を入又右の干物を水気を取り酒の粕漬もよし    豆腐のるい 豆腐仕立樣 一大豆壱升五合程一夜水にかし置臼にて挽大釜に入 わかしあしをぬりをふりきやし布袋にて桶へ 絞り込み其中へにか塩を少ませて置候へはより也すたるときは