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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 17

ページ: 17

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もみ摺り付れば皮むける水を入皮をうかしこほ すいのにて水気を取葛五合程入右のこま摺り鉢へ 入随分細に摺り夫より葛幷に水を入和らかにして布の ふ黒にてこし汁を鍋に入のりを煮様に杓子にて廻し なから煮て箱のふたのやう成ものへながし込み ひやしかたまりたる時切形をして遣ふ     こんにやく 一こんにやく玉弐つにても三つにても割よく湯煮を して上皮を去り臼に入よく細につきぬる湯にて こね其後石はい壱合程に水五合程入すいのふにて こし其汁かたに半分程入ねんむりとなるほとに こね湯煮をするなり 【左丁】     麩の拵へやう 一小麦のから粉壱升弐番挽く込してうとんの粉 取れはかしよろし一夏秋は塩壱合春は塩八勺 冬は五勺少しひかへてもよし塩過れはふかたく成る 右よくこね合かげんは手にて押付指の間より出る ほとの水かけんよし右よく〳〵こね臼に入押付て ねさし置あつき内は一時寒き時弐時斗ねさし置 其後そろ〳〵と餅を搗如くつけば麩に成る 其後水の中にてなんへんももみ洗ひ候得者 かす取る少しのかすは薄葉(ウスバ)にて切のけ能き程 ちぎり其後湯煮をする湯の煮たらぬ樣にわかし