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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 28

ページ: 28

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【右丁】 あわもりにても三歩一程加へるふとうは酢も甘きも ひとつにして竜眼肉上の皮をさりしやうちうへひた〳〵に 漬二七日も置は醤油のことく色付其時りうかん肉を とり布にてしほりかすを捨右二色を別々の壺に入置 入用の節色を付へし     桑酒 一桑の実よくしゆくしたるをゑりて摺りつふし 布にてこし汁壱升鍋に入炭火にてわかしとり くさき匂ひを去り申迄せんじさまししやうちう 壱升壱合右弐色合て遣ひ候時は砂糖を入る大白く 一盃しやうちう一盃右弐色を砂糖とけたらは 火をはなしさまし右の桑酒を入る 【左丁】     醴酒かた造り 一白米壱升常の飯の如くにたき白糀弐升 飯のあつき内に釜の内にて能交せ桶に入押付 冬は一夜夏は半日ほとねたし置遣ひ候時は水にて よき程にのべわかすなり七八日も置候てもよし     白酒 一餅米をこわ飯よりは少し和らかにむしさまし 桶に入酒ひた〳〵に余敷を入よく交せ風引ぬ様に 渋紙に包上へ下へとよくかき交せ如此日数七日程 すく也これは春のつもり也夫より臼にて挽也此時 かた過たらは甘き酒にてのべて引也又桶に入れ