翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 29

ページ: 29

翻刻

【右丁】 二三日もねかし置て用る     玉子ねり酒 一古酒壱升に玉子拾五の白身を入交せ水のふにて こし鍋に入よわき炭火にかけへらにてかき廻し なから煮詰る白砂糖八拾目入てよし     煎酒 一古酒壱升鰹節細く削り水にてさつと洗ひ 三合右弐色を合炭火にてわかし酒七合程成迄 とろ〳〵とわかす夫より焼塩を入かけんをし梅干 五つ程入また酢を少し入てもよし鰹節こして取べし    精進煎酒 一古酒壱升水壱升こんふ弐枚細に割かん酒を 【左丁】 こんふのかさに半分梅干弐粒程右五色を交せ炭 火にてそろ〳〵とわかし元酒壱升のかさにせんじ 詰塩かけんをすへしさめて塩かけんはあし候    同甲煎酒 一古酒四合醤油壱合酢参合右三色合せ炭火にて 下あわにやし其侭おろし箸にてかき廻し人 はたにさめたる時又火にかけにやし如此三度煮 やし候へは煎酒になるなり    鳥の類 塩仕様 一鳫鴨の類としりを切て捨弐分を割黒き血を取 塩沢山に押込羽の上より遠き間無き様なわにて くゝり詰桶に塩入其上へ鳥を置又塩をぬり