翻刻!料理本の世界

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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 31

ページ: 31

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【右丁】     焼鳥 一鳥を串にさし少し塩ふり焼よく焼たる時 醤油に酒少し入右の鳥付焼にして又一へん付 醤油かわかぬ内に塩     雉子の焼鳥 一此鳥はけには塩ふらす始より醤油にて焼へし     小鳥南蛮煮 一小鳥丸成に骨を取其中へ肴摺り身を入油にて あけ其後酒醤油にて煮なり     巻鳥 一何鳥にても摺り身にして魚の摺り身をまな板へ 薄くのべ其上へ鳥の摺り身をのべくる〳〵と巻 蒸籠にてむし其後醤油にて煮なり 【左丁】     鮓の類  仙台流の鮭鮨 一鮭三枚におろし一夜一日塩おしにして翌日漬込右の 塩見ずにて洗ひ上け上白米常の如くの飯よりすこし こわめにたき米五升に糀弐升弐合の積りにて交せ 合せ酒五合食糀に合う魚のすれ合ぬやうにめし 沢山に漬おもしは常の鮨の加減よし蓋の上へ 塩水酒少し入酒置すしかわき候得は味要くなる 取出て後おもしをして右の塩水を溜置也     江州鮒の鮨 一寒の内に漬込ゑら腹わたを取折敷に塩沢山に入れ 両方より鮒を塩の上へおし付塩付たる程塩付け鮨に漬る 黒米をこわめしにして喰塩に塩を交せ飯沢山に