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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 33

ページ: 33

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【右丁】     鎌倉漬 一割合せ右に同し唐からしを入からみを付る又云鰹を漬るを                   鎌倉漬と云うよし申伝ふ     沖鱠 一何魚にても作り身にして塩水に漬置能程塩しみたる時 取出ししほり汁けなき様にして出すへし猟師 沖にて取りたる魚を引さきて直に塩水にて洗ひ しほりて用る是に習ひて仕るゆへ沖鱠と云     雪鱠 一魚を作りおろし大根にてあへたるを云     山吹鱠 一魚を作りこし粉玉子を付たるを云     太郎助鱠 一何魚にても細に作り塩をして種々あしらいを入 【左丁】 若鰹を交せ酢煮酒をかけて出す     あへて久敷不損鱠 一何魚にても塩と酢と汁にてあへ其酢其侭浸し置は 半日過てもくるしからす出しさまに酢をひた〳〵よりは すくなめにすて酒を沢山にさし時により水を加へても よしまた酒斗にてあへてもよし     うなき鱠 一湯にて三へん程ゆかき直に酢に漬置て遣ふ也     温なます 一常の如く仕立置て酢に酒を加へ煮かへして掛 皿に盛りこしきに入さつとむして出す     煮かへし酢