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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 34

ページ: 34

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【右丁】 一酢三合醤油壱合入煮かへしかける又酢酒醤油 等分にて煮かへす事もあり     指味のるい 鯉の子附 一三枚におろし小骨能とり薄くあけて細に作りて かわかぬ内に子附る也幷三枚に卸し小骨を取身立にして 太刀めを入夫れより随分薄くあけてもよしこれを すたれ作りと云て早き作りかた也 一子の煮様は大釜に沢山に酒を入よく煮立たる時 もみつぶしまた水を入るこんて黒き筋等を能去り 鉢に随分あつき湯を入れそれに漬て取出し布に包 しほりてぬり内に入わたき置はかわき申也     小川鱠 一三枚におろし骨を取右の通に薄くへき子をぬり かけてくる〳〵と巻其上を紙にて又巻其侭 小口より切形をすへし     洗ひ鯉 一薄く作りくみたての水に塩を入二三辺洗へは鯉の 身はせて其時取出し水のふに入水気をしほり出す 一また作身を寒の水にて洗へはよくはせると云ふ     洗ひ鱸 右に同     洗ひはせ 一生たるはせをおろし皮を去り其侭水の中へ 入れはちゝむ也取出し料理に遣ひ甚きれい也     魚物精進物のるいをはなす也