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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 37

ページ: 37

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【右丁】     南蛮焼松茸 一油付て焼尤醤油も付て焼也出候時柚の酢かけて出す     煮豆 一黒豆を能く洗ひ四五日目に干て醤油五合に酒弐合 ほと入弱き火にて五合程のかさにせんし詰め此時 右の豆を入そろ〳〵と煮申也さい〳〵杓子にて かき廻し大かた煮たる時白砂糖を少し入あまみを 付其後もすい〳〵かき廻しさとう入て後 尚以よわき火よろし醤油煮詰め たる時取出しかた過候得はまへほどに    干へし 【左丁】     猟師汁 一赤味噌を能程摺りあんこうの肝を摺交る也     信玄汁 一味噌のこけさる様に能く焼て摺り立汁に仕る     芋半餅 一長芋又はつく芋にても皮を去りわさひ卸し にておろし摺り鉢へ入芋のかさ三つ一分程 うとんの粉摺り交せ杓子にてすくい湯煮する也     柚へし 一米の粉をみずにてこね砂糖を入黒こまも少し摺りて入ながれる 程にこねよせ蒸籠にてむし夫より少し日に干てよし