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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 39

ページ: 39

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【右丁】 一松茸のつほたるを石附を取能湯を通し平いたるは 笠と茎と別に煮同しにかげんにして雫をたらし 能さまし塩を桶の下へ敷其上へ松茸を すれ合ぬ様にならへ又塩を松茸のかくれる程に ふり松の葉を間たに敷置如此うへ迄段々に漬て 桶のそこに四所きりもみをして塩気をよく たらし申也水溜り候へは松茸あしくなる    漬初茸 一初茸平ききしぬをよりて松茸の通に漬る也    漬柚 一水壱升の中へ塩三升入よくもみくたき銅か からかねの鍋へ入せんし又唐金か銅かの鉢へ入 【左丁】 さまし壷に入柚を漬る也同しくば唐金道具由 一柚百本葉を付たるかよし同弐合輪切にする 尤青柚にてすべし塩汁を壷に入れ半分程出し 土にうづみ置尤も壷の口能包出来かわる迄持也    漬蓼 一はりを能時分に切取桶に塩少しぬり穂たて次第に ならへ少しつゝ塩をぬりおもしを掛一時斗過き飯の 取湯壱升塩五合程かき交せひた〳〵に成ほと入れ おもしをかけ置き遣ひ候時分に洗ふ    漬うど 一うとの葉を去りこわき所をそろへ皮を去り 水にてさらし一日に三度つゝ水をかへよくもみ