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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 46

ページ: 46

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【右丁】 右さとう蜜を少しつゝ入煉る宜時分醤油山椒の粉を 入よく交せ箱の蓋の帰ら成内へおろし入其中へ山升 餅を入さます切形望次第     椿餅 一壱箱の積りわく寸法幅三寸長さ六寸深さ六歩にして おろさぬ葛壱合餅米之粉壱合五勺醤油少し入白 砂糖百弐拾目水壱合余入蜜にして右餅の粉を さとう蜜にて能こね交せ葛は醤油にてこね合せ 残らすこね交せ蒸籠にわく入布を敷其中へ 三分内二分程入布をかふせむす火通りたる時むき くるみを十を斗りならへ其うえへ残りの壱分を入此時は 布をふたにせすむす也火通り候へは引上け板の上へ乗せ 【左丁】 さまし切形四角幣に切壱つつゝくるみ付様にすへし 夫より椿の葉に乗て出す也     水飴 一餅米壱升こわ飯にむし火通り候時やはり蒸籠にて上より 弐度程あつき湯を掛和らかにしてさまし置もやし 大麦壱分水に漬こもに包縄にてくゝり地をほり うつめ置は白き細きめを少し出る処を日に干て粉に して用る右弐色を桶に入れよくませかへしなまぬるの 湯をひた〳〵よりも余慶に入て風吹たる所へ入 一夜程ねさし置ねさし通れはすりなるもの也 よく気を付へし夫よりないみの布袋に入練り候得は 白水出る右の白水を鍋に少し入強炭火にかけよく 煉詰扨又つまりにしたかい右白水を少しつゝ入煉り