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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 52

ページ: 52

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【右丁】 あんを丸め右きらひにて包仕立樣葛まんちうの様にすへし     冬至梅 一きらひを拵へさめぬ樣に湯せんにして置あんの こしらへ様ちんびを酒にかし和らかにして内の白実を よく取り摺り鉢にて蜜に交せ鍋に入炭火に掛け かたく成迄煉り詰めさまし置て丸めきらひにて つゝみ仕立樣は右に同し     か〳〵ふは餅 一餅の粉を水にてはら〳〵する様に煉手にて能 こね交せむらなくしめりとしきなれは蒸籠に入 蒸す夫れより又臼にてつき少しさまし置又臼にてつく 【左丁】 大納言小豆煮様は大鍋に水沢山に入小豆およく やうにしてかたちくつれさる様に和らかににる 夫より砂糖蜜沢山に大鍋に入塩も少し入 小豆を入よわき火にてそろ〳〵と久しく煮宜き時 火をはなし其侭一夜程さます右餅を随分 水気なきやうにして手にて丸くにきり出し 右小豆を布にて包うこかしきんの出る様にみかくかよし     ふ餅 一うとんの粉弐合醤油能程入まんちうの酒 生しろさとう五拾目右うとんの粉さとう醤油を交せ まんちうの酒にて能ねり鍋に入手引の酒せんじて わかす右ねりかけんはせうふの和らかさにすへし