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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 53

ページ: 53

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【右丁】 蒸籠にわくを拵へ其中へ右の饂飩の粉を入れ随分 強き火にていきのもれぬ様にして蒸す上のやうに ふくれあかりたる時よし     ふの焼 一うとんの粉和らかに能煉り火をきつく焚焼鍋 よく焼置其上へ金杓子にてすくし落し 尻にてせんへいのやうに薄く広てかわきたれは あんを入四方より包つゝみたる方を下へして置     団子 一米の粉壱升餅米之粉三合右弐色を水にて こね交せ夫より丸め酒煮をする也又蒸ても由也     柏餅 【左丁】 一粉の割合右団子に同し粉を酒にてこね 夫よりあんを包にてまき柏の葉蒸籠にて蒸し 柏のあたなし様蒸籠にてむし一夜水に浸置引上けて同にす     牡丹餅 一餅米壱升水壱弐升釜へ入よくわきた立たる時 右米を入又わきたる時釜の蓋を明け杓子にて 交せかへし其侭火を引又交せかへし蒸し置 夫より桶に入少しつきて丸めるつふし小豆拵へ やうは随分沢山に釜へ水入其中へ小豆を入和らかに 煮て引上布に包水気無きやうにいかにもよく しほりたるかよし砂糖能きく也     竿物