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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 54

ページ: 54

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【右丁】 一米の粉壱升氷砂糖三百目水四合程入蜜にして 玉子の白みを入よくあくを取にしたかい蜜へる然所へ へりたる程つゝ水を加へる右米の粉を蜜にてねる 砂糖蜜斗りにては堅く少し水を加へるかたさ姫 のり程にねり蒸籠に入れ布をかふせむし夫より臼にて よく舂其上にて色を付色々の花を入事人々の きやう次第にて工夫あるへし但し砂糖の割合 弐百目百五拾目入ても出来候也又砂糖を入すも出来るなり    つまみやうかん 一小豆の粉を砂糖蜜にてこね鍋に入煉り詰堅さ 常のあん位になつたる時火をはなしうとんの粉やう 【左丁】 かんの割合に同しよく交せ合蒸籠に布をきせ むし夫よりさまし置箱物竿物等の細工に遣ふ    けんひ巻 一うとんの粉壱升生砂糖八拾目右弐色を能ませ 水にて和らかに残り焼鍋に油を引焼付け其上へ 右うとんの粉をのべかわき候得は又上へ下へしてかわかし たい〳〵なる所板にのせつまみやうかんをのへて くる〳〵と巻布をしめし包置しな〳〵する時切形すへし    つまみまんちう 一うとんの粉水にて姫のり程に煉りあんを巻布を しめし夫にて若水等の形に包蒸籠にてむす    出し餅