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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 57

ページ: 57

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【右丁】 かわきたる時下たに成たる方を上へして少しほし かわすり候得は取込みとりの尺に切重ね置は しめる也其時細く切り少し干也衣懸てやうは 金米糖と同しかけんなり    かるめいう 一氷砂糖に水ひた〳〵に入せんじ玉子の白みを少し入 よくあくを取りあんへいとうよりは堅くせんし詰 よき時分に火をはなし細き木にて摺は色白くなる 其時摺りやめ置鍋さめる時藁の火にて鍋の尻を あたゝめいたの上にて藁を敷其上へたゝきぬくなり    金花糖 一氷砂糖にても白砂糖にてもよろし水ひた〳〵に 【左丁】 入せんしよくあくを取り有平糖よりは和らかにして 火をはなし右のことく細き木にて摺り色白くなる 其時かたを水にてぬらし置其中へ入さまし置 かたまりたれはかたぬきほいろにかけ水気を取也    まつかせ 一白砂糖百目水壱杯蜜にして入うとんの粉を鉢に 入と_レさう蜜あつき内半分程入よくねりまた残りの 蜜を入よくこね一夜程ねさし置松風焼の 鍋を火にかけ油を焼付さつはりとふききり其中へ 右のうとんの粉を入鍋のふちを持ちきり〳〵と 廻せは薄く広かる也夫より蓋をして蓋の上へに 炭火を置やく也尤下たには火を置不申候ふた 斗り也火かけん至極六ケ敷者也