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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 58

ページ: 58

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【右丁】    味噌松風 一割合仕立右に同し是は味噌能程入る也    かる焼 一餅米壱升一夜程かし置て生砂糖百目 右餅米こわ飯に蒸し臼にてよくつき其上へ 右砂糖をよくつきませ尤水をつかわぬ様 にすべし夫よりかる焼に成る様にのし一夜置 翌日へき日に干日数四五日も干へし夫より松風 焼鍋にならへ蓋をして是は上下に火置焼也    かすていら 一玉子十を生砂糖百目うとんの粉百目右の 三色を鉢に入よく交せ又摺り木のへらなる物にて 【左丁】 よく摺りかすていら焼の鍋の中へわくを入 其中へ紙をふんこの形ちにたゝみて入其中へ 右の玉子を入うへ薄くそき板にて蓋をして 又鍋の蓋をして下たにも少し火を入て鍋手 引程のあつさにて蓋は火を沢山に置是も初よりは すへに至る程段々強くする也右玉子を少し火に 通り候得は箸にて交せ返し焼べし左候へは大き成 穴出来る不申候是は近年切者成菓子師の 考出たる事也火かけんに随分心を付へし    白雪かう 一米壱升餅米三合右二色を交せよくあらい 一夜水にかし置翌朝引上て笊に入水気を 取り白砂糖八拾目かな水のふにてこしちりを