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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 59

ページ: 59

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【右丁】 取り山薬三分連内三分萱実三分右米を臼にて 舂申是をはたき粉と言つきたる粉おは水 のふにてふるいあらき粉をは日に干又ふるい候得は 粉をふんにして置蒸籠にさらしの布を敷 わくを乗わくの中へ三歩程の厚にあらき粉を敷むら なき様によくならし又其上へ少しあらき粉を 右の位に置夫よりこまか成粉に砂糖幷三味を 交せ水能程に入てわくへふるい込み其うへえ 又あらき粉をならへわくより弐三寸程上に つまくりと云物を布て拵へむすなり 蒸籠を少しかたむけてかけへし粉のうへえ 【左丁】 露の落は引上けわくをぬき上下のあらき 粉を竹へらにて撫て落し能さまし切り 形をしてよし右伝は米屋八兵衛伝    あん仕立樣 一小豆壱升こし粉にして布に包おもしを置 水気を去り鍋に入火に掛て水気を能く取り 夫より砂糖三百目を蜜にしてこし粉をとき またよわき火に掛けそろ〳〵とねり詰る也 如此に仕立つれは三四しても持事妙也尤少し 白くかひ出来るはかひを遣ひ候節はかひを撫て落し 下たを遣ふへし少しもそんぜす    色物の割合