翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 60

ページ: 60

翻刻

【右丁】 一青は藍ろう壱匁うこん粉弐わませる 一紫は水にてあい紙を出し紅粉をときて交せ紙に付色を見る 一黄は有平糖幷餅米の類を染るは梔子を出し            物等はうとんの粉にてすへし 一赤は紅粉也又小豆のしふにて染る事もあり 一黒は昆布を黒焼にしていかにも細く粉にして  遣ひ申也又黒こま等にて染る事もあり 一菓子により挽子等肉桂赤菜蓬等にて染る              事もあり 一色白き菓子きらひ椿餅ねり山椒餅等の  余は黒砂糖にても出来申なり 【左丁】    小豆のしふの取様 一小豆を鉢に入水ひた〳〵に入火にかけわかし 候得は小豆しわ出来る又しわのひる処を取出し 小豆捨汁斗りを鍋に入せんし詰る水弐升 程もあるならは弐合程にせんじ詰がよし 夫より能さまし壷に入風ひかぬ様にして置 入用次第遣ひ申なり    菓子の類終    麩類  蕎麦切