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料理秘事記 - 翻刻

料理秘事記 - ページ 61

ページ: 61

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【右丁】 一そはの粉を能々吟し水にてこね打様は常の ことくよくゆてゝ桶に水入さつと洗ひ笊へ あけすて桶に右の湯にても又白し湯にても 入右のそは切を入候いかきを直に上に置又上から 煮湯をかけ初入たる湯と後に上からかけたる 湯のゆけにてむせはぬまるのきてかわきよし    同そは切秘伝 一そは粉常のことくね玉に丸め厚五歩程に 平して打粉小糠をふるいつかへは手につかすのび 扨又常のことくゆてるゆの内にて小糠の分は 何辺も洗ひ申事あしく小ぬかを打粉に遣ひ候へは 【左丁】 少しも湯ねはる事なきゆへそは切弐三へん すゝき候へはよく候    茨木饂飩 一うとんの粉常の如くこね春秋は塩壱杯に 水四盃夏は塩壱杯に水三杯冬は塩壱杯に水 五杯入る杉原の薄き程に打のべ少し広めに 切りいかにもさつとゆて皮き上る其まゝ取上け 桶になまぬるを入置其湯にてよく洗ひ 後にあつき湯をさし出すなり    きり麦 一うとんの仕立同断也切様とひやし申 分の違ひなりうとんよりは細く切へし