翻刻
【右丁】
ほうきゞ◦へうな《割書:亀(かめ)とくひ|あはせ》◦すべりひゆ《割書:わらびとくひ合|はらみ人子供にどく》◦おになづな
うど《割書:くきも|葉も》◦よめがはざ《割書:今いふ|のぎく》◦やまにんにく◦けいとう《割書:痔(じ)に|よし》
しそ《割書:鯉(こひ)と|くひ合》◦みゝな◦しろよもぎ◦くこ◦あけびのわかめ
さいかちのわか葉(ば)◦またゝびの葉◦すいかづら《割書:花|共》◦かまのつの《割書:皮を|とる》
すぎな◦はゝこ草《割書:五行蒿(ごぎやうよもぎ)|とも云》◦べにのなへ《割書:はらみ女と|じんきよにどく》◦よもさの葉
つるむらさき◦こうほね 右いづれも塩(しほ)をませゆてゝくふ
しろくはい《割書:根(ね)はあくにて煮(に)皮(かは)をとれはゑごみ|なしわかきくきはあぶりてくふ》◯山ごぼう《割書:根も|葉も》◦しようぶ
おけらの根《割書:くろかはを|とる》 《割書:いつれもきざみてあくにて煮(に)|両三日水にひたしてのちくふ》
なるこゆりのわかめ《割書:根も|》◦ねぶのきのわか葉◦くはの葉
もゝの葉◦まる葉(ば)やなきの葉《割書:ほそながき葉は|わるし》◦りやうぶ
ゑんじゆ《割書:花も葉も|落(おち)葉も》◦はりぎり《割書:はりのある|木なり》◦くぬぎ《割書:うすかはほうすの木と■|実(み)もわか葉も》
藤(ふぢ)のわか葉《割書:さん婦(ふ)には|どく》《割書:右いづれもゆでゝ水にひたしあくをとり|塩(しほ)をいれてくふ》
【左丁】
米のさやぬか《割書:二三日水にひたしてかきまはし水をかへあくをとり日にほしいりて|こにす米のこなどにまぜだんごにし又/湯茶(ゆちや)にかきたてゝくふ》
わら《割書:根本(ねもと)四五寸 末(すゑ)五六寸 切(きり)すて二三 分(ぶ)ツヽにきざみ二三日水にひたし日にほしほうろく|にていりうすにてひきふるひにかけ其(その)粉(こ)に何(なに)にてもまぜたんごにす》
松のかは《割書:老木(おいき)ほとよし内(うち)うらのあまかはゝにがし外(そと)のあらかはをうすにてつき|ふるひにかけかまへいれ粉(こ)一升に水二升ほど入にえたてゝ一夜(ひとよ)》
《割書:ふたとらずおきて上水をなかし布(ぬの)にてしぼしり何|にてもまぜてだんごにす又日にほしてこうせんにもす》
ぼうし花◦ほうづき◦ほうせんか◦がゞいも◦はげいとう
うこぎ◦ゆきのした◦のにんじん◦かんぞう◦しの葉(は)
《割書:右いづれも水にひたして|あふら塩(しほ)をいれてくふ》◦うつほ草《割書:あくにて煮(に)二日ほど水にひたす|秋のかれ葉(は)もくふ》
まこものめ《割書:ゆてゝ塩(しほ)をいれる又実(み)を|つきて米なとにまぜてかゆにす》◦よしのめ《割書:いまだ土中(どちう)にあるものよしこしらへやう|右におなし根(ね)はなまにてもくふ》
おほばこ◦めなもみ◦こくさき《割書:じんきよの|人はどく》◦のひる《割書:根(ね)|共》◦けたで
すみれ《割書:すもとり|ぐさなり》 《割書:右いづれもわか葉をゆでゝ一夜水にひたし|あくぬめりをとりてくふ》
わたふき《割書:山ふき共|のふき共》◦つわ《割書:葉(は)もくきも花もゆでゝくへ|つわのくきはほしても用ゆ》◦どくたみ《割書:根(ね)をむしてめしに|ませる塩(しほ)をいれる》
おにあざみ◦こあざみ◦さはあざみ《割書:いづれもあくにてゆで水にひたす|二三寸のときはねもくふ》