翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

きゝん年の食物 - 翻刻

きゝん年の食物 - ページ 6

ページ: 6

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【右丁】 ◦雄黄(をわう)と云粉を鼻の穴にぬればうつらず ◦あづきを袋に入井戸の中へ二日ほどいれおきて  壱人二十一粒ツヽのめばうつらず ◦蒼朮(そうじゆつ)と皂莢(そうきやう)といふ物を庭にてたけば悪気をさる ◦十五日に東にむかひたる桃の枝をきざみてせんじて  ゆをつかふ悪気をうけず 【左丁】     ◯一さいどくけし ◦一切(いつさい)の食物(しよくもつ)のどくにあたりたるには塩(しほ)をなめ又はぬるき湯(ゆ)に  かきたてゝのみてよし草木(くさき)の葉(は)にあたりたるには弥(いよ〳〵)よし ◦又かゆを湯(ゆ)のごとくに煮(に)て塩(しほ)かやき味噌(みそ)をかきまぜて  度々(たび〳〵)すゝるべし ◦草木(くさき)の葉(は)をくひはれたるには。うこぎの根(ね)をせんじてのむ。 ◦竹(たけ)のこにあたりたるには。せうがの汁(しる)をのむ。 ◦喰物(しよくもつ)のどくにあたりて。腹(はら)はりいたむには。苦参(くじん)をせんじ  のめば。喰(しよく)をはき出(いだ)してよし。又/大豆(まめ)の粉(こ)をいりて。さゆにて  たび〴〵のむ。又/口鼻(くちはな)より血(ち)いでゝくるしむには。ねぎを  きざみ。水にて能(よく)せんじ。ひやしおきて。幾(いく)たびも