翻刻
[三十]絹(きぬ)ごし豆腐 [丗一]油煠田楽(あけでんがく) [丗二]玳琩環(ちくわとうふ)
[丗三]靑菽乳(あをまめとうふ) [丗四]やつこ豆腐 [丗五]葛(くず)田樂《割書:祇園とうふ|なり》
[丗六]赤みそのしき味曾とうふ
佳品
[丗七]なじみ豆腐 上々の白味曾(しろみそ)よくすりて酒(さけ)にて中/稀(うす)に
のべとうふをよきほとにきり一時あまり浸(つけ)をき其まゝ
文武火《割書:つよからずよはからず|中ぐらいの火なり》にて烹(に)たつる也○葱白(しろね)のざく〳〵
青/番椒(とうがらし)おろし大根をく○器物は柚みそ皿(さら)などよし
[丗八]苞(つと)とうふ とうふよく水をしぼり醴(あまさけ)をすりまぜて
棒(ぼう)の如(ごと)くとりて竹簀(たけす)に巻(ま)き蒸(む)して小口切にす
[丗九]今出川(いまでがわ)とうふ 昆布(こんぶ)をしき鰹脯(かつほ)のだし汁(じる)と酒(さか)しほと
にて烹(に)ぬく也中ほどより醤油さし烹調(かげん)しかくし
葛をひき碗(わん)へよそひてみ胡桃(くるみ)の碎(くだ)きをふる也
【資料では一から百までの通し番号は四角い枠で囲まれた表記になっているが、入力の便宜上[ ]半角カッコとした】