翻刻!料理本の世界

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豆腐百珍. [正編] - 翻刻

豆腐百珍. [正編] - ページ 35

ページ: 35

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   絶品 [九十四]油煠(あげ)ながし よきほどに切り香油(ごまのあふら)にて煠(あ)げ あげ鍋(なべ)      より直(すぐ)に水へうつし入れて油/気(け)を去り◯別(べつ)に葛(くづ)湯(ゆ)を      くら〳〵沸(にゑ)たゝしをき油ぬき豆腐を入れ[九十七]湯やつこ      の烹調(にかげん)にて山葵味曽かけ也◯山葵(わさび)みそは[八十二]茶豆      腐の下(ところ)に出(いで)たり [九十五]辣料(からみ)とうふ 鰹脯(かつほ)の達失(だし)汁/稀(うす)醤油にていかにも      たつぷりと鍋(なべ)にたゝへ老姜(しやうが)を擦(おろ)しいかにも饒(おほ)く入れ      終日(いちにち)烹(に)る也◯凡(およ)そ豆腐壱/挺(てう)によく雋(こゑ)たる一兔ㇳにぎり      ほどの老姜(しやうか)十ヲあまりの分量(つもり)にすへし [九十六]礫(つぶて)でんがく とうふを八分/方(よはう)あつさ四五分に切ひと串(くし)      に三つづゝさし[二]雉子(きじ)やき田楽の如く狐皮(きつね)色(いろ)に      灸(やき)串(くし)ぬきて其まゝ楽陶(らくやき)の蓋茶甌(ふたちやわん)に入れ芥子(からし)酢(す)みそ      かけ罌粟(けし)ふる也 [九十七]湯やつこ 八九分の大骰(おほさい)に切か又は拍子木(ひやうしき)豆腐とて五