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豆腐百珍. [正編] - 翻刻

豆腐百珍. [正編] - ページ 37

ページ: 37

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【右丁】       又ハ [四十九] 備後(びんご)とうふのうゑへよそひ或は木のめでんがく       の上へよそふみなすべてうづみ豆腐といふ [九十九]鞍馬(くらま)とうふ   壹 挺(てう)ふたつ切ぐらいにして油にて煠(あ)げ       皮(かわ)をむきとりてまろく造(つく)り瀹(ゆに)して梅醤(むめみそ)かけ罌粟(けし)       にても胡麻(こま)にてもふる○又酒しほ稀醤油(うすしやうゆ)にて烹(に)       てすり泰椒(さんしやう)をくもよろし [百]  眞(しんの)うどん豆腐(とうふ)  鍋(なべ)ふたつをならべ二タなべとも湯(ゆ)を最(もつとも)よく      湯玉(ゆたま)のたつほど沸(たぎら)しをき切たる豆腐を羅七(あミしやくし)にて 【左丁】      すくひ一方の鍋(なべ)へ羅七(しやくし)ながらつけひたしたるまてけり      て直(ぢき)にあた々ゝめをきたる器(うつわ)へよそひ今(いま)一方(いつはう)のにゑ      湯をそゝぎ入れ出(いた)す也煮(に)るにおよバれして煮調(にかげん)最(もつとも)      妙(めう)なり幾数(いくす)十人(じうにん)に供(もてな)すといふとも始終(ししう)煮調      少(すこ)しもかわらず〇汁ハ豆油(しやうゆ)壱升酒三合□□      汁五合ひとつに煮(に)かへし別の中ちよくに入れ擦し      大根辣茄(とうからし)の末(こ)葱白(しろね)の微塵(ミちん)刻(きざ)ミ陳皮(ちんぴ)の細末(さいまつ)      浅草(あさくさ)紫菜(のり)を加料(かやく)に用ゆ〇或るハ胡椒(こしやう)一品(しな)にても      〇切ゆうハ凝菜(ところてん)のつき出(だ)しさきの羅(あミ)を絹絲(きぬいと)にて      造(こしら)へ温湯(うんたう)の中(なか)へむけてつき出(いた)すなり尤其つきいだ