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会席料理献立集 - 翻刻

会席料理献立集 - ページ 53

ページ: 53

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○白魚半弁は白魚の頭を去り其まゝよく  すり玉子白身と魚身を少ませ  いもゝ少入也 ○石鰈の子白皮巻は子の方へ少塩をして  さつと焼扨右の皮に包はねる所へ  細き串をさし焼 ○吉野焼はけんひ焼を少やわらかめ  にして白く成様に焼内へやうかんを  ほくしうすく付小口より巻はうつの  やうに成夫を小口切にして出也    平皿《割書:鯛|輪柚子》  汁《割書:とうふのから|しそのほちらし》    重引《割書:生いわし土蔵焼【注】|山ふきてんかく》  飯            中酒    香物《割書:托葉はん|くきな》  肴 当座納豆    茶菓子《割書:かけの雪|にしめふきのとう|水くり》 ○山吹てんかくは柚子の内をよくさりいも  巻をつめ布に包蒸小口切にしてせうゆ  にて味を付る ○いも巻仕様は山のいもを生のまゝ皮を  むきわさひおろしにて摺又摺はちに  て摺りいも五合へ葛五勺程入 ○かけの雪はやうかんをほくし其上へからみ  大根をよくしほり付たる物也尤布にて  つまむ也    鱠《割書:蚫才の目|岩たけ|おろし柚子》  汁《割書:卸大こん|榎たけ》    煮物《割書:かも|塩竹の子|長いも小口切》  飯    重引《割書:大松たけ|鯉みそ漬》 【注:土蔵焼は魚を丸のまま山椒味噌を塗って焼いたもの/大日本国語辞典】