翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 12

ページ: 12

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抑(そも〳〵)養生(ようじやう)の道(みち)は産前(さんぜん)より体(たい)を養(やしな)ふにあり。それより 小児を養ふの法(はふ)を行(をこな)ひ。別(へつ)して壮年(さうねん)なる人は養生の 戒(いましめ)を堅(かた)く守(まも)り。長生の術(じゆつ)を行ふて。老(らう)年の養(やしな)ひを守(まも)り 寿(ことぶき)を楽(たの)しみ命終(めうじう)する事 人間(にんけん)第一の専要(せんよう)なり ㊁凡(およそ)婦人(ふじん)子を胎(やど)してより。胎教(たいきやう)を守(まも)る事 肝要(かんよう)なり 其(その)胎教(たいきやう)といふは聖人(せいじん)の教(をしへ)たまひし言(こと)の葉(は)にして口(くち)には 禁物(きんもつ)を喰(く)はす。耳(みゝ)には悪(あし)き声(こへ)淫乱(いんらん)なる歌(うた)を聞(き)かす。坐(ざ) するにゆかまず。立(たつ)ときに片足(かたあし)立せず。又ふつと立す。たゞ 物しずかに事をすへし。寐(ね)るに側(ゆがま)ず。心を静(しづか)に養(やしな)ふべし 禁物(きんもつ)には都(すべ)て厚味(こうみ)なるもの。味(あじはひ)の変(へん)なるもの。別(べつ)して