翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 14

ページ: 14

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浸(ひた)し口中を拭(のご)ふべし。如斯(かくのことく)すれば胎毒(たいどく)の病ある事なし ㊃児子(あかご)生(むま)れ落(をつ)ると其儘(そのまゝ)蜜薬(みつくすり)といふ法(ほう)を用るなり。 俗にあまものといふ。其法(そのほふ)蕗(ふき)の根(ね)少(すこし)ばかり打 砕(くだ)き。甘草(かんさう)少 しばかりを入れ。或は蜂蜜(はちみつ)少しばかりをくはへて絹(きぬ)に 包み児子の口中に濯(そゝ)ぎ入るゝなり。尤(もつとも)甘草は生(なま)を用ゆ べし。如此(かくのことく)すれば胎毒(たいとく)を吐出(はきいだ)すなり ㊄小児(せうに)に乳(ち)を呑(のま)す人。母(はゝ)にもせよ乳母(うば)にもせよ。身持(みもち)を 慎(つゝ)しむ事第一なり。乳をのます人は物に怒(いか)るべからす。 心を静(しづか)にすべし。怒(いか)れば其子に癲癇(てんかん)の病(やまひ)あり 酒(さけ)に酔(ゑひ)て乳をのませば。其子 腹満(はら はりいたむ)の病あり。麪類(めんるい)を