翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

食(しよく)して乳(ち)を呑(のま)しむれば。其子 廔(せむし)の病となる。若(もし) 其子に瀉痢(はらくたり)腹痛(はらいたむ)の病。又は夜啼(よなき)の病あらばその 乳をのます人 寒冷物(つべたきもの)を食(く)ふ事なかれ。其子 疥癬(かさ) 瘡疾(くさのるい)の病あれば魚鳥(うをとり)の肉(にく)を食(く)ふべからす。其子に 五疳(ごかん)の病あれば茄(なすび)黄瓜(きうり)の類(るい)を喰(くら)ふべからず。小児(せうに)は 背(せ)と腹(はら)とを煖(あたゝか)になすべし。其余(そのよ)は少し冷(ひや)してよし。 頭(かしら)は随分(すいぶん)涼(すゞ)しくしてよし。又 怪異(あやしき)もの。鏡(かゝみ)など見する 事を忌(いむ)べし。沐浴(ゆあみ)を度々(たび〳〵)する事なかれ。小児は陽(よう) 気(き)盛(さか)んにして熱症(ねつしやう)多し。故(かるがゆへ)にあたゝかなる事過 れば筋(すじ)骨(ほね)弱(よは)くなりて悪(あし)し。天気(てんき)よき時分(じぶん)は