翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 16

ページ: 16

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随分(すいふん)外(ほか)に出(いだ)して風日にあたらしむへし。小児の衣(い) 服(ふく)は女(をんな)男(おとこ)ともに十四 才(さい)ばかり迄は脇(わき)の下(した)を縫(ぬい)さして 着(き)せべし。これを脇(わき)あげといふ。又 振袖(ふりそで)ともいふなり。 かくのごとくして着(き)せるをよしとす。小児は脾胃(ひゐ)も ろく。肝(かん)の気(き)盛(さか)んなるゆへに食物(しよくもつ)をゑらひ多く喰(くら)ゝ【ハ(は)ヵ】 しむべからず。右のごとくして小児を養(やしな)はば一 生(しやう)無病(むひやう) にして寔(まこと)に長生(ちやうせい)を得(ゑ)ん事ゆめ〳〵疑(うたが)ふべからす ㊅凡(をよそ)壮年(さうねん)なる人の戒(いましめ)には三欲(さんよく)を慎(つゝし)むべき事 肝要(かんよう)也。 三(さん)欲とは好色(こうしよく)の欲(よく)。飲食(いんしよく)の欲。睡眠(すいめん)【注】の欲となり。まづ飲(いん) 食(しよく)を節(せつ)にすとは常(つね)に甚(はなはた)飢(うゆ)る事なかれ。甚 飽(あく)こと 【注 「メン」は「眠」の呉音】