翻刻
に一度。六十の者は漏(もら)す事なかれ。若(もし)精気(せいき)つよければ一 月(げつ)
一 度(ど)なるべし。婦人(ふじん)経水(けいすい)ありて後(のち)一日三日五日にして
交接(こうがう)すれば男子(なんし)を生(しやう)ず二日四日六日 胎(たい)を受(うく)るものは
女子を生す。六日の後(のち)は子を胎(やど)さすといふ
㊉小 児(に)誕生日(たんじやうにち)つちに入(いり)吉凶(きつけう)の事(こと)
夫(それ)小児の誕生(たんじやう)日つちに入ぬれは短命(たんめい)なり又 病身(ひやうしん)などゝ
て大に忌嫌(いむきら)ふ事。我朝(わかちょう)におゐて昔(むかし)より伝(つた)へ来りて是を
慎(つゝし)み懼(をそ)れずといふことなし。若(もし)つちに入りし日に
誕生すれば。種々(しゆ〳〵)ましなひ。はらひをなし。又はその
子を名(な)つくるに。鉄(てつ)二郎。鍋松(なべまつ)。女子なればお金(かね)。お銀(きん)など