翻刻
の金(かね)によりし名を付る事あり。尤(もつとも)因縁(いわれ)ある事にて。
古今(ここん)是をおそれ慎しむなり。若(もし)これを疎(をろそか)にすれば。
かならす病身(ひやうしん)短命(たんめい)なり。故(かるがゆへ)に今 左(さ)に種々(じゆ〳〵)まじなひを
あらはし諸人(しよにん)に知(し)らしむ
○十一 土(つち)に入日(いるひ)の事
土(つち)に入る日といふは。月により此 干支(ゑと)のなきこと有。月
を隔(へたて)て巡(めぐ)るなり。大土小土にて十五日なれば月を超(こゆ)る
事もあり。まづ土に入る日は庚申(かうしん)より十一日目。甲子(きのへね)よりは
七日目(なぬかめ)としるべし
○十二 大土(おほつち)小土(こつち)といふ日の事