翻刻
子(こ)の為(ため)にあけつちさけつちの様(やう)を議(ぎ)して。絵馬(ゑま)を奉(ほう)
納(なう)する事は。前(まへ)にいふごとく土(つち)を槌(つち)といわひかへたる
義にてあけつちは其奉納の槌(つち)の柄(ゑ)を下(しも)になし。
さけつちは柄(ゑ)をうへになして是を小角(へぎ)に載(の)せ水引(みづひき)
を以て真中(まんなか)を結(むす)ぶなり。図(づ)のごとし
上槌(あげつち) 《割書:奉納| 願主》 下槌(さげつち) 《割書:奉納| 願主》
此ごとくなして奉納(ほうなう)するなり。あけつちの子は上槌を
奉納し。さけつちの子はさけ槌を奉納すへし。京にては