翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 29

ページ: 29

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   ○廿 土(つち)に入 前日(まへび)水(みつ)を汲置(くみをく)咒(まじなひ)の事 つちに入 ̄ル前日(まへび)に水を汲置(くみをく)事は昔(むかし)より云伝(いひつた)へ来りし 事なり。自然(しぜん)出産(しゆつさん)の日(ひ)つちにあたらんと思はゝ土に入 前日(せんじつ)産湯(うぶゆ)になすべき水を汲置(くみをき)て其(その)水をわかし 産湯となすべし。極暑(ごくしよ)の時分(しぶん)は汲置(くみをき)し水 腐(くさ)る ことあり。さやうの時は間日(まび)の丑(うし)の日に汲(くみ)かへて置(をく)べし。 扨(さて)又その産湯(うぶゆ)を土のあく日まで待(まち)て後(のち)すつるが故(こ) 実(じつ)なり    ○廿一 鍋(なへ)の底(そこ)をぬき潜(くゞ)らす咒(まじなひ)の事 つちに入て誕生(たんじやう)せし小児を咒(まじなふ)には。土あきて後(のち)に鍋(なへ)の