翻刻
○廿三 六十 図(づ)くりやうの事
誕生(たんしやう)の子の性(しやう)を見るには其としのゑとを上(かみ)に見て扨(さて)
下(しも)の十かんと合せ考(かんがふ)るなり。たとへばきのとのひづし【注】のとし
なれば上の未(ひつじ)を見て下のきのとを合せ金性としるのたくひ
なり。何れの年(とし)にても右の見やうにて性(しやう)をしる也。又 成人(せいじん)の
後(のち)に性(しやう)をしるには其としのゑとより跡(あと)へくるなり。たとへは十五
才(さい)になる人の性をしるには其としきのとの未より横(よこ)に跡(あと)の
かたへかぞへ見れば十五才はかのとの巳のとしにあたりて金性(かねしやう)と
しるのたぐひなり。余(よ)は是に准(じゆん)して知(し)るべし
《割書:子|丑》《割書:つちのへ|つちのと》 火《割書:かのえ|かのと》 土《割書:みつのへ|みつのと》 木《割書:きのへ|きのと》 金《割書:ひのへ|ひのと》 水
《割書:寅|卯》《割書:かのへ|かのと 》 木 《割書:みつのへ|みつのと》金《割書:きのへ|きのと》 水《割書:ひのへ|ひのと》 火《割書:つちのへ|つちのと》土
《割書:辰|巳》《割書:みつのへ|みつのと》水《割書:きのへ|きのと》 火《割書:ひのへ|ひのと》 土《割書:つちのへ|つちのと》木《割書:かのへ|かのと》 金
《割書:午|未》《割書:きのへ|きのと》 金《割書:ひのへ|ひのと》 水《割書:つちのへ|つちのと》火《割書:かのへ|かのと》 土《割書:みつのへ|みつのと》木
《割書:申|酉》《割書:ひのへ|ひのと》 火《割書:つちのへ|つちのと》土《割書:かのへ|かのと》 木《割書:みつのへ|みつのと》金《割書:きのへ|きのと》 水
《割書:戌|亥》《割書:つちのへ|つちのと》 木《割書:かのへ|かのと》金《割書:みつのへ|みつのと》水《割書:きのへ|きのと》 火《割書:ひのへ|ひのと》 土
【注 濁点も打ち間違い】