翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 33

ページ: 33

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家来(けらい)なれば動(うこか)して労(ろう)せしむべし。主人(しゆじん)静(しづか)なら されば家(いへ)とゝなはず。こゝろ静ならざれは病(やまひ)起(をこ)るの もとなり。今の世の人を見るに心を利欲(りよく)の為(ため)に 労(ろう)して家来(けらい)奴僕(ぬぼく)【左ルビ:しもべ】の如とし。身(み)を驕逸(きやういつ)【左ルビ:をごり】の為に安(やす)う して主人の如くするは病の本(もと)となるなり ○廿六 沐浴(ゆあみ)は三日に一度五日に一度してよろしかるへし。 是(これ)九条殿 遺戒(ゐかい)にも見へ侍る。沐浴してかならず 風にあたるへからず。又 酒(さけ)を飲(のむ)事なかれ。 ○廿七 今(いま)の世(よ)の人に積聚(しゆくじゆ)【「しやくじゆ」とあるところ。】痰飲(たんゐん)の病人(ひやうにん)多くあり。これ 皆(みな)飲食(いんしよく)節(せつ)ならずして脾胃(ひゐ)に停滞(ていたい)し年(とし)月