翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 35

ページ: 35

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といへども多く吸(すふ)ては相火(しやうくは)を助(たす)くるゆへに仇(あた)となるべし。 常(つね)に多く吸ときは姑息(こそく)【左ルビ:いき】をあらくして血脈(けつみやく)進数(しんさく)【ママ】 なり。故(かるがゆへ)に寿命(じゆめう)を減(げん)ずるの恐(をそれ)あり。況(いはんや)壮年(さうねん)血気(けつき)壮(さかん) なる人をや。痰喘(たんいん)の人これを忌べし。労痎(ろうがい)の病に 大に禁(きん)すべし。胃(ゐ)火(くは)を生(しやう)し心(しん)熱(ねつ)を壮(さかん)にす ○廿九 灸(きう)は平生(へいぜい)の養生(ようしやう)にすへをくべき事なり。痰飲(たんいん) 積聚(しやくじゆ)は灸にあらざれは去(さら)ず。此病ある人は風(ふう)門 膏(こう) 肓(もう)期(き)【注】門 章(しやう)門などの灸治(きうぢ)を毎日五十 壮(さう)づゝすれは 其(その)根(ね)を断(たつ)なり。平生(へいせい)上気する人には三里を灸 すべし。或法に人三十才以上には毎朝(まいちやう)早(さう)天に 【注 「こうこう」の誤読が慣用化ししたもの。】