翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

長生養生伝 - 翻刻

長生養生伝 - ページ 42

ページ: 42

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火丸(くはぐはん)【漢方桂皮のことヵ】を懐中(くはいちう)するもよし ○卅七 他国(たこく)へ行ば水(みつ)の替(かは)りにより病(やまひ)起(をこ)る其時は 薬を用ひずして豆腐(とうふ)を食(しよく)すへし平愈(へいゆ)す ○卅八 常(つね)に臥(ふす)に臨(のぞ)んて痰(たん)あつまるやうならば少々 生姜(しやうか) 湯(ゆ)をのんで痰(たん)をひらくべし。夜(よ)に入て痰 起(をこ)れば頓(とん) 死(し)する事あり心得(こゝろゑ)置(をく)へし ○卅九 煙(けふり)の中(なか)にて死(し)せんとするには口中(こうちう)に大根(たいこん)を一片(ひとへき)含(ふくん)て 恙(つゝが)なし ○四十 旅行(りよかう)には葛(くず)の粉(こ)を懐中(くわいちう)すべし。これ消渇(かはき)を 止(とゞ)むるなり