翻刻
○四十六 髪(かみ)落(おち)て止(やま)ざる時は桑白皮(そうはくひ)を灸(いり)て水五合入
三合にせんじ毎(まい)日 洗(あら)へば髪(かみ)落(おち)る事なし
○四十七 白髪(しらが)と黒髪(くろかみ)と接(まし)る時はぬいて去(さる)へし。その
ぬくに良日(よきひ)あり。正月四日。二月八日。三月十二日。四月十六日。
五月廿日。六月廿四日。七月廿八日。八月十九日。九月廿五日。
十月十日。十一月十日。十二月十日。右の日(ひ)午(むま)の時に南に
向ひてぬくなり。此日 酒(さけ)を飲(のむ)べからす。五辛(こしん)を喰(くふ)
べからす。又十二月 晦日(つこもり)にぬいて鼈(すつぽん)の油をぬれば又
黒(くろ)き髪(かみ)生ずるなり
○四十八 長生(ちやうせい)の術(じゆつ)を学ぶ人は起居(ききよ)動揺(どうよう)に心を付へし