翻刻!九州大学の書物たち
コレクション: 漂流記コレクション
唐物語 - 翻刻
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翻刻
始メて沖に唐船の帆影を見出し若しや此島へ 着ヶもやせんかと眺し内幾程も無之此島へ 諷寄る船は大概八百石積位乗組重拾六七人計 中 ̄ニも役人と思ふ唐人衣服取繕ひ上陸し島 の唐人と何か物語れ共すきと解せす て此船 より袋蒲笥に入し穀食塩抔多く彼の家へ 運ひ入置翌朝右船此島を出帆の時彼の 坊主右之唐船を指さし此船 ̄ニ乗り権市 等拾壱人帰れと云事と見ゆ仕形すれ共分ら す故手を引し島灘へ下ㇽ又唐船の乗組ゟ も早乗れといふ仕形をなす拾壱人其気 ̄ニ成ㇽ 此時坊主暇乞の志しにや手を組 ̄ミ立 ̄ツ拾壱人の
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