翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

唐物語 - 翻刻

唐物語 - ページ 25

ページ: 25

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日本に此事をあるへきよふ無しと唐人笑ふたりと 粽の説も色〳〵有事なり    離騒と云文の意に曰く楚の懐王の    巨屈原とて其身三閭の大夫たり讒者    ノ為に流されたり是を恨み五月五日泪(ヘキ)羅(ラ)    江(コウ)に身を投死す其妻悲んて供物を水中に    入る夢に屈原か云く龍供物を奪て食す    る事不能以後茅の葉に包み五色    糸にて巻入よと妻夢覚めて後教の如く    す夫より龍の妨け無しと云今度サホ唐    人粽の故事と云は是に近し又一説には午    頭天王南海の龍宮え行く日暮㠯旦大    王に宿を乞㠯旦不応天王怒て㠯旦を    射殺す其 霊祟(レイタヽリ)て人民を害す依之㠯    旦か屍を断に今五節の供に配して調伏    の威儀を行ふとなり其荒増を云はゝ正月    門松は㠯旦か墓験の木其外七五三七    草粥三月ノ草餅は何々五月の粽は