キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹退治物語. 中 - 翻刻

吉利支丹退治物語. 中 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 ふつほうをも。一さくに。つくりたまはて。数千(すせん)万 里をしのぎ。此小国まで。ほうをひろめに。 きたりたまふは。神通(じんづう)のなき。どんなる。ほと けなり。第三に。伝宇須を。はたものにかけ。あると きは。いばらからたちの中へ。をいこめられて。 のうらんひつはくに。あはせたるよし。七だんの。 だんきのうちに。とくときく。かやうの。むほん 人をつくりおかるゝ事。むふんべつあさましき 事なり。第四に。たれかやとふともなきに 人げんをつくりて。《振り仮名:波蘿夷■雲|はらいぞう》。いぬへるのといふ。 【左丁】 ぢこく。ごくらくを。つくりあけつ。さけつ。 すいきやう人なり。人げんはたかきも。いやしき も。四 苦(く)。八 苦(く)の。なきもの一人もなし。さやうのこと をうらみて。はたものには。かけつらん。とかくおに とはみへたり。印留慢。しばらく。くちをとぢて いたりけるが。やゝ有て申やう。伝宇須。此せかい 大あるじの。てがらには。天照太神(てんしやうだいじん)。春日。八まんの ほうでんへ。あがりて。ふん小へんをしたりとも。 ばちのあたるまじきを以て。こんほんの仏 としるへし。伯翁(はくおう)きゝてにくき。やつめが。荒言(くはうげん)