キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹退治物語. 中 - 翻刻

吉利支丹退治物語. 中 - ページ 8

ページ: 8

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【右丁】 てうせきにくらいて。ちくしやうぎやうぎを うらやんで。大かたはしよくもつをあぢはへてしう ていになるものどもおほしと。きゝつたへしなり    日本(につほん)出家(しゆつけ) ̄ト吉利支丹が印留慢(いるまん)宗論(しうろん) ̄ノ事 元和(げんは)ぐはんねんのころ。大坂(あふざか)において。きりし たんのほう。はんじやうして。武士(ぶし)町人。しよ らう人ども。もんぜんにいちをなす。あると き。大みやうの後室(ごうしつ)。六しゆんにあまらせ給ふ が。しきりにきりしたんのほうを。すゝむるに よつて。なにともよんどころなくして 【左丁】 後室(こうしつ)のいはく。われはこれ。七しゆんにおよびて ゑいぐわ。ゑいようの。のぞみなし。なにゝ。ともしき ことなく。たゞあけても。くれても。後生(ごしやう)一すぢ なり。せんずる所は。ほとけになりたき。のそみ ばかりなり。今日にいたるまて。仏法のたて わけをしらす。南無阿弥陀仏と申せは。西方浄土 におもむき。妙法蓮花経と申せは。じやつこう 浄土(じやうど)におもむくとばかりこゝろへて。よねんを しらす。てにとるほどに。ぶつだうのあきらかなる 事あらは。なにしうにはよるべからす。しうていを