翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [5] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [5] - ページ 23

ページ: 23

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【右丁頭書】 【一列目枠】 やきどうふ    鮭(さけ)        小あゆ  わらびほ    たで  つまみ麩(ふ)     葉せうが    ほう   こせう    花ゆ        れん草 【二列目枠】 鯛切身      さはら      新ごぼう  はつなすひ    初うり      葉とも   さや豆    又/冬瓜(かもうり)      ざく〳〵 はせうが     むして      青           葛あん      さんせう 【項目枠】 五月       同        同 煮物       なます皿     しる 【三列目枠】 鳩(はと)ほねとも    小だひ      青  たゝき      ほそ       さぎ ねぜり        さゝげ    ごばう  きはつ      くり        せん   たけ       はせうが 【四列目枠】 いんげん豆    さより      竹の子  なすび      糸づくり     のさき なまぶし     白うり      すり身           みやうが     つみて             しそ 【左丁頭書】 【五列目枠】 こゞり      なまぶし     ほねぬき  こんにやく    むしりて     どじやう みりん仕立    きうり      ふき こせう       しそ       すり山椒    かけて     たで     あかみそ 【六列目枠】 雲雀(ひばり)       まゝ       かつを  たゝきて     かり けづり      やきて      長刀なす  ごばう     おろし       こせう さんせう       大こん           せうゆ 【七列目枠】  あらひ      えび       ひふぐ   鱸(すゞき)       塩ゆで     そら ぼう         さきて      まめ   ふう     大こんせん     ふき わさび        せうが   醬油     二はいず 【項目枠】 六月       同        同 煮物       鱠皿       汁 【八列目枠】 はも       えび       かは  ほねきり     くらげ      くじら すり       たで         ふき   せうが      しそ     さんしやう  あんかけ       ゆ          だい〴〵ず 【右丁本文】  おき春(はる)になりて掘(ほり)いだし植(うゝ)べし    右に挙(あぐ)る所の諸菜類(しよさいるい)は人民(じんみん)日用(にちよう)の物に    して何方(いづかた)にも作(つく)りおぼえたる事なれば今更(いまさら)    にこと〴〵しく出すべきにはあらざれども聊(いさゝか)    心を用れば大に益(えき)あるべき事なれば大概(おほかた)    を示(しめ)したる也/此余(このよ)にも猶多く且(かつ)薬種(やくしゆ)の    作(つく)りやう製(せい)しやうなどの事も大に益(えき)あ    る物なれどそは又/後篇(こうへん)に委(くはし)くすべし    次(つぎ)の菓木(くわほく)の条(でう)もこれに同じ   ○果木類(くわぼくるい) 一/梅(むめ) 冬(ふゆ)の内/根廻(ねまは)りを掘(ほり)人糞(にんふん)を入れば来年(らいねん)  実(み)多(おほ)し二月初/桃砧(もゝだい)へ接(つげ)ば早くなる也/梅砧(むめだい)は  却(かへつ)てわろしさて根(ね)へ土を高(たか)くかけておけば 【左丁本文】  自然(しぜん)に梅(むめ)より根(ね)を生(しやう)じ桃砧(もゝだい)は朽(くつ)るものなり  梅の類/種々(しゆ〴〵)あれど実(み)をとるは花(はな)の遅(おそ)き実(み)の  大なるがよし 一/桃(もゝ) 桃(もゝ)も種類(しゆるい)多(おほ)し若木(わかき)の内/実(み)うるはしくて  やに少し十年の後(のち)は老(おい)て実(み)すくなく脂(やに)多  し故(ゆゑ)に実(み)蒔(まき)にすべし秋(あき)まけば春(はる)生(しやう)ず真土(まつち)に  植(うゑ)たるは早く栄(さか)ゆる也/赤土(あかつち)は虫(むし)生(しやう)ず湿地(しつち)又わろ  し脂(やに)多(おほ)くなる也日あたりのよき乾(かわ)き地(ち)に植(うゝ)べし  二月/初(はじめ)桃砧(もゝだい)へ接(つぎ)たるがよし若(もし)実(み)にやに多くば  幹(みき)を疵(きず)つけ削(けづ)りなどして脂(やに)を多く出すべし  さすれば実(み)にやに出ず冬/糞(こえ)を入てよし 一/杏(あんず) 杏砧(あんずたい)桃砧(もゝだい)に接(つぎ)てよし植(うゑ)やう梅に同じ 一/李(すもゝ) これも梅(むめ)桃(もゝ)に同じ実(み)は秋(あき)まきてよし冬(ふゆ) 【枠外丁数】百卅一