翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [5] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [5] - ページ 26

ページ: 26

翻刻

【右丁頭書】 【挿絵】 【一列目枠】 やき栗(くり)       くらげ      かも  青枝豆(あをえだまめ)      大根千      しめぢ 氷こんにやく   わさび         たけ  いりつけ       酢     いてう                     大こん 【二列目枠】 つるしがき    蓮根(はすね)      一口茄子(ひとくちなす) にんじん      せんに  ごまみそ    みはま    あへ      ぐり      やき           せうが       はえ             みそ 【左丁頭書】 【三列目枠】 松たけ      さより      あんかう  とうふ      大こん   玉子       せん      昆布    ゆ     くらげ        たんざく            たで      小いも             しそ 【四列目枠】 たひらぎ     いか       いもがら           はす芋  平茸                あぶら上           たで酢       こまかに   ゆ皮        しそ        して 【五列目枠】 小茄子      いせえび     干葉(ひば)  やきぐり      むして   赤がひ     せうが      はも           柚         の皮 【項目枠】 十月       同        同 煮もの      鱠皿        汁 【六列目枠】 鴨(かも)たゝき       あま鯛      たひ切身  ねぶか      つけ松茸     とうふ   ゆ        さきて           くり         ゆ            わさび 【右丁本文】  虫(むし)を生(しやう)ず早く取捨(とりすつ)べし 一/栗(くり) 荒地(あれち)或は道(みち)の傍(かたへ)などに植(うゝ)べし栗(くり)の下(した)  には諸(もろ〳〵)の作物(さくもの)生(おひ)たらぬもの也十年/余(あまり)になれば  木(き)老(おひ)て実(み)小(ちさ)くしいな多し伐(きり)て砧(だい)とし接(つぎ)て  よし又/実(み)を蒔(まく)もよし早く生長(せいちやう)する物也 一/楊梅(やまもゝ) 山の暖地(だんち)にうゑてよく生長す冬中(ふゆぢう)  根廻(ねまは)りへ灰(はひ)人糞(にんふん)をそゝぐべし 一/無花果(いちじく) 度々(たび〳〵)古枝(ふるえ)を伐(きり)すかし寒中(かんちう)人糞を  そゝぐべし三月比/枝(えだ)を切(きり)地(ち)にさし水を度々  灌(そゝ)ぎ後(のち)人糞(にんふん)をそゝげば其年/実(み)を結(むす)ぶ也 一/蜀椒(さんしやう) 朝倉(あさくら)山桝(さんしやう)といふ山土(やまつち)によろし冬(ふゆ)実(み)を  まきて春(はる)生(しやう)ず干鰯(ほしか)どぶの泥(どろ)など入てよし  人糞(にんふん)は忌(いむ)べし又/刺(とげ)のなき山椒(さんしやう)あり又/実(み)を 【左丁本文】  結(むす)ばぬありこれは春(はる)木(き)の半分(はんぶん)皮(かは)を竪(たて)に剥(はぎ)て  半分(はんぶん)は残(のこ)しおくべしこれを辛皮(からかは)と云 一/枇杷(びは) 砂地(すなぢ)に宜(よろ)しからず甘(あま)きと酸(す)きとあり  甘(あま)きを植べし老樹(おいき)は水すくなし糞(ふん)を遠(とほ)く  入れば実(み)多し 一/桜桃(ゆすら) 生垣(いけがき)にして弁利(べんり)なり木(き)小(ちひさ)く実(み)珍(めづ)らし  く殊(こと)に早く熟(じゆく)して奇麗(きれい)なり紅紫(こうし)の二ッあり  蜜(みつ)にせんじて収(をさ)め置(おけ)ば久しく用ゆべし   ○日用草木類 一/茶(ちや) 山城(やましろ)の宇治(うぢ)名産(めいさん)なり野土(のつち)赤土(あかつち)に砂(すな)のまじ  りたる所よし湿地(しつち)はわろし油糟(あぶらかす)人糞(にんふん)酒(さけ)の粕(かす)を  をり〳〵根廻りへおくべし肥(こやし)過(すぎ)たるは却(かへつ)てわろし  宇治(うぢ)にては葭簾(よしず)或は麻布(あさぬの)などにて囲(かこ)ふといふ是は 【枠外丁数】百卅四