翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [5] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [5] - ページ 28

ページ: 28

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【右丁頭書】 【前丁九列目枠の続】 氷こんにやく    やきて       にしひ茸    すりせうが     いも   せうが 【項目枠】 十二月      同        同 煮物       鱠皿        汁 【一列目枠】 がん       鳥かひ      いも  つみ       大こん      こんにやく   こんにやく  わさび酢       あづき さゝがし      なまのり       を入  大こん 【挿絵】 【左丁頭書】 【二列目枠】 ゆで       のし       くづし   あらめ      こんぶ     どうふ  たいらぎ    ほだはら      小はま           せうが       ぐり   青まめ        す 【三列目枠】 菜(な)        大根(だいこん)      かぶら  水なにても    にんじん     はつき あふらあげ       せん    つみ  いりな      わかごまめ     いれ            くしがき 【四列目枠】 にんじん     鮒(ふな)        いてう  ごばう      ほそ作り      大根   ふとに     にゝく       ぶり あんかけ     せうが       さいのめ  すり        わさび   せうが 【五列目枠】 干蛸(ひだこ)       こひ       つみいれ  大こん      大作り      にしひ茸   わぎり    大こん こさん        せん        しやう     せうが     とうふ           わさび          みそ  右はあながちに其月とかぎりたる  にはあらず時によりて遅速ある  べき事なれば見はからひにすべし 【右丁本文】 一/桑(くは) 蚕養(こがひ)するに第一の物なればかならず  多く植(うゑ)て得(とく)多し木綿(もめん)の生(おひ)たちがたき所にても  桑(くは)は生(おひ)たつ物なればさやうの所には植置(うゑおき)て産業(さんげう)  とすべし椹(くはのみ)の黒(くろ)き時取てもみ潰(つぶ)し水にてゆり  乾(かわか)しおき苗地(なへぢ)を細(こま)かにこなし糞(こえ)をうちさらし  置て種(たね)に蚕(かひこ)の糞(ふん)灰(はひ)など合せてむらなく  まき少し踏(ふみ)つけておくべし乾(かわ)けば泔水(しろみづ)を澆(そゝ)ぎ  手入して正二月の頃/移(うつ)し植べし畑(はた)或は田(た)の畦(くろ)  川べりなと無用(むよう)の処に多く植べき也又/地桑(ぢくは)と  て土際(つちぎは)より切て枝(えだ)を多く出さする事あり是は  摘取(つみとる)に便利(べんり)よし所にしたがひて用ゆべし 一/木綿(きわた) 肥(こえ)たる地にうゑて甚(はなはだ)利(り)あり此物(このもの)古(いにしへ)は  なかりしを近(ちか)き比/異国(いこく)より渡(わた)り来て下民(かみん)の 【左丁本文】  服(きもの)となり老人(らうしん)の寒気(かんき)をふせぐ最上(さいじやう)の物とな  れり種(たね)に色々あり撰(えら)みてうゝべし時は八十八  夜(や)過(すぎ)をころとす地(ぢ)は肥(こえ)たる処にて栄(さか)え過れば  もゝ付ぬもの也少し砂(すな)の雑(まじ)りて湿気(しつけ)なき所(ところ)よし  これは近年(きんねん)は何方(いづかた)にも多(おほ)く作(つく)ることなれば強(しひ)て  詳(つまびらか)にせず 一/麻(あさ) 良田(よきた)を深(ふか)く耕(たがへ)しよく〳〵こなし一段(いつたん)に  七八升ほどまくべし厚過(あつすぎ)たるは宜(よろ)しからず種(たね)は  雨水(あまみづ)に漬(つけ)引上てむしろに置/上(うへ)に又むしろを覆(おほ)  へば一夜(いちや)の間(ま)に芽(め)出(いづ)る也二月下/旬(じゆん)より三月上旬  雨(あめ)を見かけてまくべし 一/藍(あゐ) 蕪大根(かぶらだいこん)のあと稲田(いなだ)にもよし節分(せつふん)より  五十日/前(まへ)に種(たね)を下し其上に濃(こ)き糞(こえ)をうち 【枠外丁数】百卅六