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広益秘事大全 3巻. [5] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [5] - ページ 40

ページ: 40

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【右丁頭書】 【挿絵】 皮(かは)をさりて百目/粳米(うるごめ)の粉(こ)二合 白砂糖(しろさたう)百目いれ雷盆(すりばち)にてよく すり手を水にひたしあんを包(つゝ)み 布(ぬの)を水にひたし敷/蒸籠(せいろう)に並(なら) べむしてふうわりと浮(うき)ねばりさる 時あげる也 ○匕羊羹(すくひようかん) 小豆(あづき)のこし粉(こ)水 気(け)をよくしぼりて百目/葛粉(くすのこ) 【左丁頭書】 二十匁うどん粉(ご)二十匁白ざたう 二百目/塩(しほ)見合(みあはせ)水五合いれせんじ 塵(ちり)と砂(すな)をこし引ばちにてもみ 合せ右のせんじ少しづゝ入れもみ 合せて外(ほか)に水二合いれ右の水合 せて七合をよくかきまぜこしきの 内に四角(しかく)なる箱(はこ)の底(そこ)なきわくを おき木綿(もめん)の敷布(しきぬの)水にひたし わくの内へしきむし釜(かま)のうへに かけやうかんを流(なが)し入れかたまる までつよく火をたきてむす也 ふき上る時しばらくさまし金杓(かなしやく) 子(し)を水(みづ)にぬらしよそひて出す也 ○羊羹(ようかん) 上のごとくにこしらへ 葛(くず)三匁引うどん粉(こ)五匁引水八 合にしてつめたくなるまでさま してよし 【右丁本文】 梅(むめ)はよくあらひて水気(みづけ)をかわかし塩を合せ て廿一日/漬(つけ)おき三日/天日(てんひ)にほし一夜(いちや)露(つゆ)にあ てゝ又一日/干(ほ)し貯(たくは)へおくべし長(なが)くほせばいよ〳〵 久しくもつ物なれど肉(にく)減(げん)じてわろしまた紫(し) 蘓漬(そづけ)【蘇】にするは紫蘓葉(しそのは)をもみて水気(みづけ)を去(さり) 梅を漬(つけ)たる醋(す)に右の梅と同じく入ておくべし さて後/酒(さけ)を入れば味(あぢ)甘(あま)くなるなり又/紫蘓(しそ) 葉にてたゝむ時/酒斗(さけばかり)にて漬れば大に甘(あま)し されどもねばりてわろし  ○梅(むめ)びしほの方 一/梅干(むめぼし)をあらひ塩をさり核(たね)をよくすり つぶし白砂糖(しろざたう)を入れ酒(さけ)を加(くは)へてねるなり  ○煎梅(にむめ)の方 【左丁本文】 大なる梅(むめ)の熟(じゆく)せざるを塩につけよく熟(じゆく)し たる時/潰(つぶ)れざるを取(とり)のけつぶれかゝりたるを 摺(すり)つぶし梅醋(むめず)をたぎるほどに沸(わか)してさまし 右の潰(つぶ)したるをどろ〳〵にあはせ取(とり)のけたる よき梅(むめ)をその汁にまぶし壺(つぼ)へ漬(つけ)こみておく べしよくなるれば次第(しだい)に梅(むめ)の香(か)よく味(あぢは)ひも よくしてかびることなし  ○あちやら漬(づけ)の方《割書:已下/畜蔵(たくはへ)にあらさる類も|漬(つけ)ものゝ因にこゝに載(の)す》 一/醬油(しやうゆ)《割書:一合|》酒(さけ)《割書:一合|》醋(す)《割書:一合|》  右せんじてさまし干大根(ほしだいこん)梅干(むめぼし)昆布(こんぶ)の類何  にても漬(つけ)おきて其まゝに食(しよく)すべし《割書:砂糖を入る|もよし》  ○南蛮(なんばん)漬の方 一/醬油(しやうゆ)《割書:一升|》醋(す)《割書:三升|》酒(さけ)《割書:五升|》塩(しほ)《割書:一升|》 【枠外丁数】百四十八